引越しの時にやる役所での手続き
手続き 役所
引越しには様々な手続きが伴います。その中でも役所関係の手続きは、役所が開いている時にしなければいけないので、早めに手続きに取り掛かりましょう。
役所でやる手続きといえば、住民票の変更届です。これは引越し日の14日前には届け出をすることができます。転出届をもらったら記入して大切に保管し、引越し先の新しい役所に転入届と一緒に提出します。
引越し後は、役所で国民健康保険や国民年金の住所変更を行う必要があります。厚生年金の場合は会社に住所変更届をすると手続きをしてくれます。
マイナンバーの住所変更手続きも役所で行います。利用する機会の多い人は、早めに変更しておきましょう。
児童手当を受けていたり、母子手帳を使っている場合も、役所で住所変更を別途行います。予防接種票や健診票は市区町村ごとに用紙が異なりますが、母子手帳の変更届などを正しく行っていれば、新たなものを送ってくれます。
また、子どもが通学している場合は転校届も必要です。これは学校や役所でもその方法が異なるので、事前に先生に相談しておきましょう。
大体の流れとしては、まず今の学校から「在学証明」や「教科書給与証明書」を発行してもらい、「転校届」を提出します。また、役所もしくは教育委員会に、旧住所では転出届を、新住所では転入届を出す必要があります。
新しい学校には役所などでもらった「転入学通知書」と、「在学証明書」、「教科書給与証明書」などを提出します。
他にもパスポート、飼い犬の住所変更など、役所での手続きはたくさんあります。結婚と同時に引っ越す人は婚姻届けも必要です。印鑑登録の廃止、登録も引越し前と後で行います。
扶養家族がいたり、保育園を利用する人は収入証明書を旧住所の役所で発行してもらいます。昨年度の収入証明が必要となるからです。忘れると、郵送で送ってもらうか、旧住所の役所まで取りに行く必要が出てきます。
手続き漏れを防止する
役所（窓口担当者）によっては、親切にこれらの手続きを案内してくれることもあります。案内してくれない場合、他に何をしなければいけないのか、窓口で聞いてみてください。役所の人は手続きに関して熟知しているので、教えてもらうとやり忘れを防止できます。
引越し業者ではこれらの手続きをリストにして渡してくれるところもあります。チェックしながら進めていくと、何がまだ終わっていないのかわかるので楽です。
なお、役所では出張所もありますが、転出、転入の手続きはたくさんやることがあるので、出張所ではなく、すべての手続きができる役所に行った方がいいでしょう。一気に手続きを終わらせられます。
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