引越しの前にしておきたい下見のポイント
下見
引越し前には新居の下見をしておくことで、引越し後の生活を順調にスタートさせることができます。
ここで言う下見とは、物件を探すための下見のことではありません。すでに契約し、入居が決まっている物件の下見です。遠方の場合は、契約しに行ったときに下見を入念に行っておきます。
まず物件事体の下見ですが、あらかじめ持ち込む家具の寸法を測っておきましょう。寸法ではイメージが湧きづらい人は、新聞紙や模造紙を家具の大きさに切ってそれを実際に置いてみます。
テレビが大きすぎる、ベッドが入らないなどのトラブルは、下見の時点で気づくことで防ぐことが可能です。買い替えなければいけない家具の選定ができれば、処分するものの選定も自然とできます。
また、部屋の中にキズがあったりする場合は、写真を撮っておきます。後々のトラブルに発展せずに済みます。
各部屋の雰囲気を知るためにも、全体の写真も撮影しておくといいでしょう。間取り図だけでは、部屋をどんなレイアウトにしたらいいのか、イメージが湧きづらいからです。
窓は今持っているカーテンが使えるかどうか見ておきます。防犯のためにも、引っ越してからすぐにカーテンを付けたほうがいいので、あらかじめカーテンは新居に使えるものを準備しておきましょう。
他にもコンセントの位置、テレビアンテナ、エアコンの設置場所、ガスコンロの種類といったことも、事前に確認しておくと家電や家具を置くときに迷わずに済みます。
物件以外の下見
下見は物件以外もしておきます。まずは交通機関の確認です。駅までどれぐらいかかるのか、バスの時刻など、通勤や通学に支障が出ないように調べておきます。
引っ越してからは何かと買うものが多くなるので、お店のチェックも欠かせません。スーパー、コンビニぐらいは把握しておきましょう。
また、銀行や郵便局なども確認しておき、家賃や公共料金の支払いに備えておきます。役所など公共機関も確認しておくといいでしょう。
引越してすぐは洗濯ができる状態ではないかもしれないので、コインランドリーの位置も調べておきます。インターネットが使える環境があるうちであれば、簡単に調べられます
家の前の道路の確認も必要です。トラックが入れる道かどうか、トラックを置ける場所はどこかなど見ておけば、引越しのさいの見積もりがスムーズです。これも写真に撮っておくと説明がしやすいです。
トラックを置くと車が通れなくなるような道路だと、作業が難航します。引越し日にトラブルを起こさないためにも、道路事情は調べておきましょう。
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