上手な引越しの見積もりの取り方
見積もり
引越しが決まったら、まず引越し業者に見積もりを取ります。見積もりは引越し前の1カ月前には取っておいたほうがいいでしょう。日程や時間帯の調整がしやすいです。
見積もりの時に注意したいのが旧所の契約と新居の契約です。旧所の契約が終了するまでに引越しを完了しなければならず、新居の契約以降に引っ越す必要があるからです。
日程をギリギリにしていると、間違えたときに取り返しがつきません。余裕をもって引越し日を決めましょう。
引越しの見積もりを早めにする最大のメリットは、価格交渉がしやすくなることです。見積もりは各社無料なので、いろいろなところに見積もりをとってみましょう。そこから一番価格に見合った引越し業者を決めます。
訪問で見積もりを取得したほうがいい
電話やネットのみの見積もりもできますが、できれば訪問で見積もりを取得したほうがいいです。
交渉がしやすくなるのと、実際の荷物量を見てもらえるので相違が生まれません。いざ引っ越すときに追加料金が発生したり、後で荷物を送るというようなイレギュラー措置をせずに済みます。
営業担当者によっては、安くなる秘訣をわざわざ教えてくれるところもあります。引越日を他の顧客と合わせたり、時間帯を定めないフリー便にする、大型家具や家電を減らす、段ボールを自分で用意するなど、価格を抑える方法は意外とあります。
ただ「安くしてくれ」では、見積もり価格を下げることはできません。なかには友人や親族に搬入、搬出を手伝ってもらい、人件費を削減するという方法をとる人もいます。
他にも小型便の利用など、経験豊かな営業担当者ならいろいろなパターンを見ているので、どうすれば安くなるのかアドバイスしてもらいましょう。
見積もりは大事なことではありますが、これにばかりに時間をかけていては、肝心の荷物をまとめるというような準備がなかなかできません。見積もりは一気に終わらせてしまいましょう。
訪問見積もりにしても、1社1時間以内が原則です。高いと感じた見積もり会社は、その場で断ります。そうすることで、後で断りの電話を入れる手間が省けます。
また、引越し業者から連絡をもらう時間は、指定しておきます。電話を気にして他のことに手が付かなかったり、電話が始終鳴っているということがなくなります。一括見積をするさいも、連絡の時間帯が指定できるのであればしておきましょう。
なるべく労力を減らし、引越しの準備に注力できるようにすることで、引越しまでに準備が間に合わないというような事態にならずに済みます。
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