引越し業者の選び方〜料金が安いのは大手？地元？
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引越し業者というとサカイ引越センターやアート引越センターを思い浮かべる人が多いことでしょう。しかし、引越し料金一括見積もりサイトを使って調べてみると、聞いたこともない引越し業者がリストアップされてくることがあります。
知名度が高いのは大手ですが、地元の引越し業者にもそれなりのメリットがあります。引越しを安く済ませたい場合、大手と地元、どちらを選んだら良いのでしょうか。
大手の引越し業者に頼むメリット
大手の引越し業者に頼むメリットとして、まず安心感が挙げられます。マニュアルがあるので、見積もり内容がクリアですし、スタッフの教育も行き届いており、万が一荷物が破損したり、無くなった時の補償がしっかりしているからです。
国土交通省が定めた標準引越運送約款では、一般の引越し業者はピアノを運べないことになっていますが、大手の引越し業者であれば別にピアノも運送できる資格を取得していて、ほとんど何でも運んでもらえる便利さも魅力です。
全国展開している引越し業者の中には、鉄道や飛行機で荷物の運搬を行い、現地のスタッフが駅や空港から荷物をトラックに載せ替え、人件費を節約しているところもあります。
ただし、大手の引越し業者の場合、広告宣伝費や設備投資、スタッフの教育に経費がかかっており、これらの経費は、顧客の支払う引越し料金に上乗せされています。
また、誰もが知っているので、2〜4月にかけての新卒引越しシーズンには予約が殺到し、なかなか予約が取れないことも覚えておかなければなりません。
作業はすべてマニュアルで決まっていますので、規定にないことは受け付けてもらえないなど、融通が利きにくい側面もあります。
地元の引越し業者を使うメリット
地元の引越し業者を使うメリットは、料金のリーズナブルさです。テレビなどで派手なコマーシャルを打たないので、宣伝費を抑えられ、その分、料金を安くできるのが地元の強みです。
地元密着型の引越し業者は、近場の引越しを1日に何件もこなすことで1件当たりの料金を安く抑えていますから、引越し繁忙期にはアルバイトスタッフであっても短期間で作業に慣れ、大手と変わらない安定した仕事ぶりを期待できます。
近場の引越しでスケジュールを組んでいるので、引越し日や時間帯などでも融通が利きやすく、ちょっとしたお願いであれば、契約規定外のことでも聞いてくれることがあるとも言います。
ただし、引越し先があまりにも遠いと、料金がとても高くなってしまったり、そもそも受け付けてもらえないことがあるのがデメリットです。
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