梱包のコツを知って引越しの準備を楽にするには
梱包
引越しの準備をしているとき、梱包の仕方を知っておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。梱包の基本だけでもマスターしておき、荷物の整理に取り掛かりましょう。
まずは梱包した段ボール箱を置く場所を確保します。段ボールだらけになって生活ができないようになると困ります。スペースがない場合、まず押し入れのものを梱包してそこに段ボールを入れておくなど、なるべく邪魔にならない場所に置いていきましょう。
段ボールの組み立て方ですが、上下を逆にしたりしないようにします。段ボールは底が抜けたりしないように考えて作られています。正しく組み立てれば優秀な梱包資材となりますが、誤った組み立て方をすると強度は格段に落ちます。
さらに、段ボールの底は必ず、十字にガムテープを張っておきます。もし重いものを入れるときは、段ボールを2重にするという手もあります。
大きい段ボールと小さい段ボールの扱い方も違ってきます。重いものを入れるときは、必ず小さい段ボールを使用しましょう。大きい段ボールに入れて、1人で持てないような重さにしてはいけません。本などがいい例です。
詰めたときに空間ができたら、詰め物をするようにします。中の物がぶつかり合って破損するのを防ぐことができます。新聞紙などを活用するか、引越し業者にあらかじめ緩衝材をもらっておいてください。
段ボールを詰め終わったら、必ず中身が分かるように何を入れたか書いておきます。どの部屋に置くのか、どこに収納するのかも書いてあると、いちいち引越し先でどこに運ぶのか指示せずに済みます。
完成した段ボール箱は重いものを下にして積んでいきます。軽いものを下にすると、潰れてしまいます。そのため、重い物から段ボールに詰めていったほうが、重ねておくのに苦労しません。
梱包するときに注意しておきたいもの
梱包するときに注意しておきたいものもいくつかあります。精密機器であるパソコンは、移動中にデータが飛んでしまうかもしれないので、バックアップを取っておきます。また、段ボールに入れるにしても、中身がパソコンであることを必ず伝えておきます。
絶対に破損させられないなどの事情がある場合、先に引越し業者に相談して、専用の梱包サービスがないかどうか確認しましょう。高価な骨董品などは対応不可の場合もあるので、その場合は専門業者に依頼します。ビアノも同様です。
その他、現金といった貴重品は自分で運ぶようにします。引越し業者からもそのように言われますので、手元に持ち、一緒に移動しましょう。他の荷物と一緒に運んだ場合、無事であるという保障はありません。
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