引越しで気をつけること〜引越し忘れ物Top3
引越し 忘れ物
引越し当日は何かと慌ただしく、すべての物を搬出したつもりでも、忘れ物をしてしまうことがよくあると言います。
引越し仲介業者が利用者へのアンケートからランキングした忘れ物Top10から、旧居を後にする際に、気を付けるべきチェックポイントを考えましょう。
物干し竿
忘れ物として多かった1位が、ベランダにある物干し竿です。普段、動かすことがなく、日常の景色の一部になっているので、直前に洗濯物を取り込んだにもかかわらず、忘れてきた、という人が多いです。
天井の照明器具
ランキング2位は天井の照明器具です。引越し作業の最後に部屋全体を見渡して、電気を消したにもかかわらず、忘れてきてしまうのです。
照明器具も日常の景色の一部になっているので、引越しの際に取り外して持っていかなければならないこと自体を忘れてしまっているとも言えます。
賃貸の場合、照明器具は自分で買って取り付けることがよくあります。新居に照明器具がない場合もありますので、自分で買った照明器具は持っていくようにしましょう。
工具や器具
3位はドライバーなどの工具や器具の類です。ベッドの解体などで直前まで使っていて、荷物に入れ忘れ、新居で組み立てる時に気がついて困ったという人は多いです。
あまり使わない工具や器具を上の棚の奥のほうにしまっていて、チェックしたけれど気がつかなかったというケースもよくあります。
引っ越しで忘れやすい物
4位は洗濯機のホースや排水口に取り付けてあった部品、5位が引越し業中に使っていたであろう掃除道具、6位は外に置いてあった自転車と続きます。
自転車は、忘れていかないまでも、引越し当日に作業員に指摘されて初めてその存在に気が付く人も多く、持っていくとしても追加料金がかかってしまうので気をつけてください。
以下、7位リモコン、8位トイレ用掃除道具、9位お風呂用品、10位キッチン用品と続き、引越し当日まで使っている細々した物を忘れやすいことが分かります。
忘れ物ランキングの11位にはカーテンが、21位には充電器も挙がっています。クリーニングに出した衣類を引き取るのを忘れてきてしまった人もいました。
当日まで使う必要があり、ダンボール箱にしまっておけないモノはリストアップして、撤収の際に部屋に残してきていないかチェックするのがお勧めです。
引越し先が近場であれば、後から自分で取りに行くこともできますが、遠いと交通費や配送料のほうが高くつくこともあります。
引越した後のハウスクリーニングを外部の業者に委託している管理会社もあり、自分にとっては大切な物でもゴミとして捨てられてしまうこともありえますから、忘れ物に気が付いたら早めに連絡を取りましょう。
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